手の治療専門サイト 指・手首・ひじの痛み、腫れ、こわばり

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内軟骨腫

Q. 内軟骨腫ってどんな腫瘍ですか?

軟骨組織が異常に増えてしまう内軟骨腫

A. 軟骨は成長期には骨の端のほうにあって、盛んに新しい骨を作って骨を長く成長させる役目をもっています。

このような軟骨組織が異常に増えてしまうのが軟骨腫です。

Q. 症状はありますか?

A. ほとんどが骨の内部にできて単発性で、内軟骨腫と呼ばれ症状はありません。手のレントゲン撮影の際に偶然発見されることもありますが、多くは病的骨折による痛みで受診されることが多いです。

内軟骨腫

内軟骨腫

治療の際には必ずMRIで病変の範囲をご確認ください。

Q. 治療はどうしたらいいですか?

A. 病的骨折があるときや、痛みがあるときは固定をしておきます。痛みが落ち着いたら、内部の軟骨を掻把します。

掻把だけでも内部に骨組織ができて形態の修復がされますが、骨折の既往がある方は、皮質骨が薄いために掻把後再度骨折を起こすことがあります。人工骨の充填をお薦めします。

当サイト監修医は
柏Handクリニック院長です

当サイトを監修している田中利和は、千葉県柏市の柏Handクリニックにて、手(指・手首・ひじ)の疾患に特化した診察・治療を行っております。

2020年の開院以来、手の症状でお困りの多くの方にご来院いただいております。

日本整形外科学会専門医・日本手の外科学会専門医の資格を持った手の専門家として、患者さんと一緒に、より良い治療を一緒に考えていきたいと思っております。

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相澤皮フ科クリニック

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