整形外科・リハビリテーション科で扱われる、手首に痛み・腫れが出る病気を紹介しております。
大きな物を持ったり、絞ったり、手を着いた際に痛みが手首の親指側に痛みが出る病気です。
親指を伸展する2本の伸筋腱のうちの短母指伸筋腱の腱鞘炎です。母指CM関節症と痛みの部位は近いです。
ドケルバン腱鞘炎の詳細はこちら
原因不明の手根骨の一部である月状骨の血流障害で、骨がもろくなり進行すると崩壊してきます。手関節痛と可動域制限が生じます。
単純レントゲンだけではなかなかわからず、MRI検査が必要となります。
キーンベック病(月状骨無腐性壊死)の詳細はこちら
多くは転倒や、体操競技のような手を着くことを繰り返すことにより、小指側(尺側)手関節を形成する尺骨の不安定性と疼痛を生じる疾患です。交通事故や仕事中に起こることもあります。TFCC損傷の詳細はこちら
スポーツや繰り返し手首を動かす方に起こりやすい、尺側(小指側)手関節痛です。急激に発症するものでは全く手首が動かなくなることがあります。手首を回すとクリック音を生じることがあり、おつりをもらおうと手を伸ばした際に痛みがあります。尺側手根伸筋腱炎・腱鞘炎の詳細はこちら
中高年者が転倒をすると発症します。手関節部分が腫れ、痛みで指が動かなくなります。程度が軽いと腫れは少ないですが、痛みが中々引きません。橈骨遠位端骨折の詳細はこちら
若年者の手を着いた際に発症する手根骨の一つの骨折です。放置すると偽関節(骨折が癒合しない)になり、手関節の変形を誘導し、手関節痛が遷延し、動きが制限されます。
舟状骨骨折の詳細はこちら
手指と手関節の間には、8つの手根骨があります(舟状骨は8つの骨の一部です)。
手をついたり、強打たりした際に骨間の靭帯損傷が生じることがあります。単純画像だけでは判明しないことも多く、CT、MRIの検査を必要とすることが多いです。
症状は、一時局所は腫れますが、長期間変わらないことが多いです。
手関節が痛い、手首の動きが悪い、テレビを見ているときに後ろに手を着けない、そんな方の中に手関節の変形がある人がいます。
原因は、骨折の既往のある人、手を着いて腫れたが骨折はなかった人などですが、また何の原因もなく発症する人もいます。
ドアノブをあけようとすると手首が痛む、手を着くと小指側の手首が痛い、手首の小指側のでっぱりが大きくなってきた、等の症状が出てきます。
腕の骨は2本で出来ており、その2本がクロスすることで手首は裏表が出来ます。それが、手首で変形が生じて、痛みが出ます。
有鉤骨鉤骨折は、手首と掌の境い目にある突起した骨を、強い衝撃などが原因で骨折するものです。
ものを握ったり、手をついた際に痛みが出てきます。有鉤骨鉤骨折の詳細はこちら
尺骨突き上げ症候群は手首の骨と前腕の骨がぶつかりあい、軟骨を痛めたり、関節が炎症をおこして起こるものです。
ドアノブを回したり、ぞうきんを絞るなどの日常動作で痛みが生じます。外傷と必ずしも関係していませんので、痛みがある場合にはケガをしていなくても受診してみましょう。尺骨突き上げ症候群の詳細はこちら
ガングリオンは、関節や靭帯の一部の軟部組織が破綻して周囲の組織を伴って膨隆してきて嚢胞を形成します。 手の甲側にできることが多く、手首を内側に曲げると痛みが強くなると言います。ガングリオンの詳細はこちら
中高年者が転倒をすると発症します。手関節部分が腫れ、痛みで指が動かなくなります。程度が軽いと腫れは少ないですが、痛みが中々引きません。橈骨遠位端骨折の詳細はこちら
手指と手関節の間には、8つの手根骨があります(舟状骨は8つの骨の一部です)。
手をついたり、強打たりした際に骨間の靭帯損傷が生じることがあります。単純画像だけでは判明しないことも多く、CT、MRIの検査を必要とすることが多いです。
症状は、一時局所は腫れますが、長期間変わらないことが多いです。
ドアノブをあけようとすると手首が痛む、手を着くと小指側の手首が痛い、手首の小指側のでっぱりが大きくなってきた、等の症状が出てきます。
腕の骨は2本で出来ており、その2本がクロスすることで手首は裏表が出来ます。それが、手首で変形が生じて、痛みが出ます。
ガングリオンは、関節や靭帯の一部の軟部組織が破綻して周囲の組織を伴って膨隆してきて嚢胞を形成します。 手の甲側にできることが多く、手首を内側に曲げると痛みが強くなると言います。ガングリオンの詳細はこちら