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伸筋腱断裂

指を延ばす腱は、カッターや労務中のけがで生じることが多い40代以下、
手首の変形や橈骨遠位端骨折に伴う伸筋腱断裂は、60代以降に多くなる2脈性の疾患です。

こちらでは伸筋腱断裂についてをQ&A形式でご説明しています。

Q. 発症年齢は何歳ぐらいですか?

A. 2016年1月~2018年6月30日まで通院された新規の屈筋腱断裂の患者さんは2年6か月で72例の年齢分布です。40歳以下が23例と多く、以後は各年齢ともに5人程度です。やはり、労務やスポーツ損傷が多いように思われます。

Q. 発症する男女比はどうですか?

A.72例の性比分布は、男性46例、女性26例と男性が多くを占めています。

Q. どんな原因がありますか?

A. 多くは外傷が原因です。包丁や労務中の切傷を伴っています。

高齢になるとともに、手関節の変形や橈骨遠位端骨折に伴い伸筋腱が切れてしまうことがあります。変形性手関節症では小指側から徐々に切れていきます。
橈骨神経麻痺との鑑別が必要となります。

また、橈骨遠位端骨折は50代から多くなりますが、5%の割合で腱断裂が生じます。

保存的加療中のギプスの中での発症に気づくことがあります。
どちらも、摩耗と血流障害が原因です。

Q. 症状はどのようなものがありますか?

A. 指が伸びなくなります。
傷を伴った外傷性のものは腱に伴奏している血管神経、そして関節包等が切れてしまいます。

傷より指先の方にしびれや冷感が症いてくるようであれば、早期に手外科専門医のいる治療施設に診てもらう必要があります。 手外科専門医はこちらからご覧ください

Q. 治療はどうしたらいいでしょうか?

A. 断裂した腱は縫合する必要があります。可能な限り早急に手外科医を受診して下さい。手外科専門医はこちらからご覧ください

まずは縫合します。
早期運動療法や、3週間の固定後にリハビリを開始する等施設により治療方法は異なりますが、しっかりとした縫合後のリハビリが必要です。

変形や骨折後の断裂の場合には直接縫合ができませんので、腱移植や腱移行と別の方法を必要とします。この場合は、原因の治療(骨折、変形等)が優先され、同時に腱の治療をおこないます。早めの手外科医の治療をお勧めします。

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