内軟骨腫
Q. 内軟骨腫ってどんな腫瘍ですか?
A. 軟骨は成長期には骨の端のほうにあって、盛んに新しい骨を作って骨を長く成長させる役目をもっています。
このような軟骨組織が異常に増えてしまうのが軟骨腫です。
Q. 症状はありますか?
A. ほとんどが骨の内部にできて単発性で、内軟骨腫と呼ばれ症状はありません。手のレントゲン撮影の際に偶然発見されることもありますが、多くは病的骨折による痛みで受診されることが多いです。
治療の際には必ずMRIで病変の範囲をご確認ください。
Q. 治療はどうしたらいいですか
A. 病的骨折があるときや、痛みがあるときは固定をしておきます。痛みが落ち着いたら、内部の軟骨を掻把します。
掻把だけでも内部に骨組織ができて形態の修復がされますが、骨折の既往がある方は、皮質骨が薄いために掻把後再度骨折を起こすことがあります。人工骨の充填をお薦めします。

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